社会福祉研究におけるケーススタディの現状--日本社会福祉学会機関誌「社会福祉学」掲載論文を資料として
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概要
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本稿は、社会福祉研究におけるケーススタディの現状を調査したものである。はじめに、ケーススタディが用いられる代表的な研究領域である経営学と、社会福祉の隣接領域である教育学のケーススタディ方法論に関する論文をレビューした。次に、社会福祉研究におけるケーススタディの現状を調査するために、日本社会福祉学会機関誌である『社会福祉学(論文査定開始後1992~2006)』における全掲載論文を対象として、研究方法別に分類した。その上で、ケーススタディ論文について、仮説検証・仮説発見等の研究スタイル別に、また、社会福祉援助技術分野に集中する同論文を援助技術細別・対象別に分類して、社会福祉研究におけるケーススタディの使用状況とその特色を明らかにした。
- 京都女子大学の論文
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