移動通信系への再配置接続の適用
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概要
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再配置接続(rearrangement)は,スイッチング網において現在通話中の呼の経路を他へ接続換えすることにより,内部閉そくを除去し,トラヒック特性を改善しようとするものである.この再配置接続は,共通制御交換方式であればそのすべてに応用できる.ダイナミックチャネル割当法を用いた小ゾーン方式の移動通信系も共通制御交換方式であるため,再配置接続の適用が可能である.従来,小ゾーン方式の移動通信系において,固定チャネル割当法よりもダイナミックチャネル割当法を用いた系のほうが,低呼損率において,トラヒック特性の点で優れていることが知られているが,再配置接続の適用により,更にトラヒック特性が改善されることが期待される.本論文では,まず,小ゾーン方式の移動通信系を便利のために無向グラフにモデル化し,これを用いて移動通信系における再配置接続法について検討を行い.その一方法を提案している.そして,この方法を適用した系について,電子計算機シミュレーションを行い,再配置接続によりトラヒック特性がかなり改善されることを示している.
- 電子情報通信学会の論文
- 1981-09-00
著者
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