ヤーコン(YACON)の機能性活用による長野県民の健康・栄養状態改善の意義に関する一考察
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概要
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長野県は健康長寿県として全国的に注目されているが、最近の県民健康・栄養調査の結果をみると、若い世代の食生活や運動不足の面から将来の生活習慣病増加が懸念される状況にある。日常の食生活が中高年以降の健康に大きな影響を与えることが明らかになっており、近年は種々の生活習慣病の予防に機能性を有する食品の活用が盛んである。そこで、本県でも健康野菜として栽培されているヤーコンに着目し、その中に含まれる機能性成分である食物繊維、フラクトオリゴ糖(難消化性)、ポリフェノールなどの摂取がメタボリックシンドローム該当者・予備群の増加傾向にある本県民の健康・栄養状態の改善策の一つとして有効である可能性が高いと推測し、その活用は地域おこしにも貢献するであろうと提言した。
- 2010-12-00
著者
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