冠動脈バイパス術後の発作性心房細動の検討
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概要
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冠動脈バイパス(CABG)術後に発生する発作性心房細動(pAf)について検討した。1999年から2001年までに当院にて経験した単独CABG165例(男性125例、女性41例、43~88歳) を対象とした。pAf 発症35例( 21.2 %) をA群、非発症130例をB群としてpAf発症の危険因子について検討した。またA群にて発生時期、薬物による除細動効果について検討した。危険因子として、高血圧、年齢、COPDが右立であった。その他の術前、術中因子に有意差はなかった。発生時期については、ほとんどが術後51目までに発症し、l例を徐いてシベンゾリンなどの薬物で除細動可能で全例、退院時には正常洞調律であった。
- 徳島赤十字病院の論文
- 2003-03-01
徳島赤十字病院 | 論文
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