当院職員健診時のHCV抗体測定について
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概要
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2003年度の職員健診で従来行ってきた法定検査およびHBs 抗原検査に加えて,HCV 抗体検査を行った.検査を受けた者は612名で,うち陽性者は11名(1.80%)であった.陽性者はいずれも医療職であり,医療職だけでみた頻度は2.36%(11/467)であった.医療職における頻度は従来の一般人における報告に比べ高いと思われた.今回判明した陽性者についてはALT, HCV 抗原,HCV-RNA 検査により感染の有無を検討し,適切なフォローアップが必要である.
- 徳島赤十字病院の論文
- 2005-03-01
徳島赤十字病院 | 論文
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