北海道チミケップ湖畔天然林の40年間の成長動態
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概要
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天然林の成長動態の解析は、天然林資源を管理する上で不可欠である。北海道有林北見経営区内に天然林を対象に設定した固定標準地を40年ぶりに調査を実行し、針広混交天然林の成長動態を解析した。解析の結果、樹木本数が大幅に減少している反面で蓄積が大幅に増加していることがわかった。本数が減少したのは主として広葉樹である。一方、林分の材積成長にはエゾマツ、トドマツが大きな影響を与えるため、本数が減少したにも係わらず、林分材積成長量は40年間で大きくなったことが分かった。材積の40年間の粗成長量は326.1m3/ha、純成長量は243.8m3/haである。
- 新潟大学農学部の論文
- 2010-03-00
新潟大学農学部 | 論文
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