ネズミによるソウシチョウの巣の捕食記録
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概要
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茨城県筑波山において自動撮影装置によってソウシチョウの巣を観察し、3巣中2巣で夜間のネズミの侵入を記録した。うち一例では、翌朝にソウシチョウが卵の殻を運び出す様子も記録され、侵入したネズミに卵が捕食されたと考えられた。この例は、日本の森林において、ネズミが薮に営巣する鳥の巣の捕食者となっている有力な証拠となる。
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