非脱分極性筋弛緩効果残存時の中枢性片麻痺患者の健側と麻痺側の反応差
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概要
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雑誌掲載版中枢性片麻痺27例に非脱分極性筋弛緩薬パンクロニウムを投与し,その後の筋弛緩回復過程に抗コリンエステラーゼ薬とテタヌス刺激を加え,それに伴う健側と筋麻痺側のtwitch responseの反応差につき検討した.抗コリンエステラーゼ薬による拮抗作用は筋弛緩薬投与後に認めたtrain-of-four ratio (TOFR)較差を有したまま,ほぼ逆の経過で発現した.筋弛緩効果残存時のテタヌス刺激後のpost-tetanic potentiationでのTOFRの増大程度は健側と麻痺側で有意差はなかった
- 1984-07-00
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