n変数論理関数の面積時間複雑度
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概要
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半導体技術,VLSI技術の進歩に伴い,VLSI回路に特有な費用の尺度が用いられるようになってきた.VLSI回路においては,回路に含まれるゲート数よりも,回路の占める面積がより適当な尺度と考えられる.Brent,Kungらは,VLSI回路に適したモデルを提案し,回路の面積Aと計算時間Tとの積(ATα:α0)を尺度として,乗算器,加算器などの複雑さを議論している.本論文では,Brent,Kungのモデルに基づき,一般のn変数論理関数を計算する回路において,面積時間複雑度が,ATα=Ω(n(logn)α-1)(α1)であることを示す.又,n変数論理関数のうちで,回路がATα=O(n(logn)α-1)で実現できる関数が存在することを,実例をあげて示す.
- Institute of Electronics, Information and Communication Engineersの論文
- 1981-08-20
著者
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