高度実践看護師による疾病管理に対しての糖尿病患者7名の認識
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概要
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本研究は、高度実践看護師による疾病管理に対しての糖尿病患者の認識を明らかにすることを目的とした。7 名の糖尿病患者を対象に半構造化面接を用いてデータを収集した。その分析結果から抽出された患者の認識は、【看護師への親近感】、【診療における患者自身の負担軽減に向けた期待感】、【医師との協働において承認できる疾病管理がある】、【信頼できる診療】の4 つであった。患者は、治療から抱く感情の理解や診療で生じる負担の軽減を看護師に求めていた。加えて、医行為の一部は高度実践看護師にも承認できると認識している一方で、診断や薬物処方といった医行為に対しては医師の方が安心できるといった認識があることも判明した。よって今後は、こういった患者の認識を土台として、特定看護師(仮称)を含めた高度実践看護師の役割拡大を検討する必要があると考えられた。
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