〈モーニングセミナーから〉下顎骨に発生した良性歯原性腫瘍および悪性腫瘍の鑑別
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概要
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[抄録] 歯原性腫瘍は歯を形成する組織由来の腫瘍で, 一般に顎骨内に発生する.大部分が良性腫瘍であり, 無痛性の膨隆をきたし発見されたり, レントゲン撮影にて偶然発見される場合も多い.歯原性腫瘍は良性腫瘍が多いものの, 局所再発傾向の強い腫瘍があることや, 頻度は低いものの悪性腫瘍も存在するため, 正確な診断と適切な処置が必要とされる.今回, 当科で経験した良性歯原性腫瘍と顎骨内に発生した悪性腫瘍を提示し, その鑑別診断について検討する.
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