〈モーニングセミナーから〉抗血栓薬服用患者および出血性素因を有する患者の歯科観血的処置について--医科と歯科との連携で安全に処置を行うために
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概要
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[抄録] 高齢化社会を迎えた我が国において,動脈硬化や心房細動に由来する血栓症や塞栓症の予防目的に抗血栓薬の服用をしている高齢者が増加している.特にそのような患者には,抜歯を含めた観血的歯科治療を行う機会が多く,安全な歯科治療を行うためには,医科と歯科の連携を緊密にする必要性が高まっている.今回われわれは,抗血栓薬服用患者に処方医と連携のもと薬の服用を継続し抜歯を行った症例,出血性素因を有する患者に対して内科主治医と連携のもと観血的歯科処置を行った症例を供覧し,当科における抗血栓薬服用患者および出血性素因を有する患者の観血的処置治療マニュアルを提示したい.
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