北黄金貝塚における史跡の教育的活用
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概要
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北海道伊達市教育委員会は1998年から4年間、国指定史跡である北黄金貝塚の整備事業を行った。2001年6月に「史跡北黄金貝塚公園」としてオープンし、現在は、縄文文化を学び・体感できる史跡公園として、年間約2万人の人々に利用されている。当史跡公閣は、市民活動や地域文化の振興に寄与することを目的としているが、近年は団体旅行客の増加に表れているように観光資源としての認識もなされているようである。史跡の活用目的とその方法は多岐に渡るものと考えられるが、本論では最も主要な活用目的である教育面に関する活用について述べることとする。遺跡の教育面に関する活用 / 国立文化財機構奈良文化財研究所文化遺産部遺跡整備研究室編 (遺跡整備・活用研究集会報告書 / 国立文化財機構奈良文化財研究所文化遺産部遺跡整備研究室編 ; 平成18年度(第1回)) p. 5-11.
- 国立文化財機構奈良文化財研究所の論文
- 2008-01-24
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