大学生の愛情と好意における性差
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概要
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大学生358名に愛情尺度と好意尺度の各項目への回答を求めた。その結果「恋人」については女子における愛情と好意尺度得点間の相関係数が男子のそれよりも低く、女子は男子よりも愛情と好意を明確に区別していることが示された。また、男子では「恋人」と「異性の友人」間の相関係数が高く、女子では「異性の友人」と「同性の友人」のそれが高かった。この結果は、対人感情を規定する次元に性差があることを示すものとして解釈された。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 2001-03-00