他者からの受容感と学校が楽しい理由について
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概要
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小学5、6年生と中学2、3年生を対象に、家の人、友達、先生などといった他者からの受容感と児童・生徒の学校適応感との関係について検討を行った。その結果、他者からの受容感の高い児童・生徒は、それの低い児童・生徒よりも学校への適応感が良いことが明らかになった。また、他者からの受容感の程度の違いにおいて、学校が楽しい理由と楽しくない理由の違いについても比較した。その結果、小学生、中学生ともに、受容感の程度に関係なく、友達関係や勉強、教師に関することが述べられていたが、特に友達関係の影響が共通して多く述べられていた。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1999-03-01