在日外国人児童・生徒の学習権保障に関する一考察
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概要
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近年の多くの外国人の渡日に伴い、外国人子女がわが国の公教育現場に入ってきている。外国人子女のほとんどは日本語が話せず、学校での授業についていけないとか、生活習慣・文化の違いのため学校生活に適応できない等の問題を抱えている。本稿では、インドシナ難民が比較的まとまって定住している姫路市及び尼崎市の小学校を中心として、外国人児童・生徒のための"学習権"の保障の緊要の課題を①学習の機械と場の整備,②人材の養成・教材の開発等の点から明らかにするようにつとめた。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1993-03-01