教育学部の学生実験への遺伝子操作技術の導入についての研究
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概要
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日本全国の国立大学教育学部の生物学教室に遺伝子操作技術の学生実験への導入に関して、アンケート調査を行った。結果は、現在既に導入しているところは極めて少なく(38校中5校)、導入の必要性を感じているところもあまり多くの数には達しないことを示した(38校中8校)。一方、現状からみて、その導入の不必要性を述べる解答(38校中13校)、どちらともいえないとする解答(38校中12校)がかなり存在した。本学の生物学教室においては、1989年度に初めてPOレベルにおいてその基礎的技術のマニュアル作成と学生実験への導入を図った。この小論においては、アンケート調査の結果および本学で実施された学生実験の概要について述べる。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1991-03-01