授業課題の提示方法について ― 授業における「教授刺激」(Impuls)概念を手がかりとして ―
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概要
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教科内容は子どもに「伝達」されるのではなく、子ども自身に学び取られなくてはならない。教授行為はなによりも、子どもたちの能動的な学習活動を呼び起こさなくてはならならないのである。そうした学習活動を引き起こすためには、諸々の教授行為は「教授課題」に向けて子どもたちの学習を「駆動」し「制御」することのできる「教授刺激」(Impuls)として機能しなくてはならないのであり、教授学における広義の「ゆさぶり」を子どもに与えるものでなくてはならない。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1989-03-01