幼児の書字学習に及ぼす絵の対提示の効果
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概要
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文字の読みや書きを習得する際に、文字とともに絵が提示されることが多い。本研究では、就学前の幼児を対象に、文字の書きを学習する時の絵の効果を実験的に検討した。その結果、次のことが明らかにされた。(1)絵の提示の有無は、文字の書きの学習成績を促進も妨害もしない。(2)文字の読みの学習を行う場合と同様に、書字学習においでも、材料に低熟知語を用いるよりも、高熟知語を用いるほうが効果的である。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1988-03-01