児童の自己統制型と不安に関する研究
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概要
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奈良県下の平坦部と山間部の小学2、4、6年生を対象に、児童用自己統制尺度と状態―特性不安尺度を実施し、自己統制型と不安の関係について検討した。その結果、従来の研究から予想されたように、内的統制型の児童は外的統制型の児童よりも不安が低いという結果は、状態不安に関しては平坦校の6年で、特性不安に関しては平坦校の6年と山間校の4年でそれぞれ見い出された。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1987-03-01
奈良県下の平坦部と山間部の小学2、4、6年生を対象に、児童用自己統制尺度と状態―特性不安尺度を実施し、自己統制型と不安の関係について検討した。その結果、従来の研究から予想されたように、内的統制型の児童は外的統制型の児童よりも不安が低いという結果は、状態不安に関しては平坦校の6年で、特性不安に関しては平坦校の6年と山間校の4年でそれぞれ見い出された。