「家族関係」授業を通してみた女子大学生の家族観
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概要
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大学での「家族関係」授業を効果的に展開するための一助として、受講女子学生の家庭観を明らかにした。第一に、彼女らは現在の自己の家庭生活を肯定的に受け取め、将来彼女らが創り出そうとする家庭像に結びつけていく面の強いこと。第二に、彼女らの結婚観は.、自己主体性をもちつつも両親や配偶者に対する依存性を有し、かつ理想志向の高いこと。第三に、高齢化問題に対する関心や認識がきわめて希薄であること、の三点が指摘できた。
- 奈良教育大学教育研究所の論文
- 1987-03-01