筑波技術短期大学鍼灸学科における一年間の研究活動のまとめ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
平成14年度に千葉県立千葉盲学校の現職教諭の身分で筑波技術短期大学鍼灸学科研究生として形井秀一教授の下で研究活動を行った。研究は「あはき教育における附属臨床施設と臨床実習に関するアンケート調査」で、そのための文献研究、調査研究を行い、全国の100学校養成施設の臨床実習教育の実態が明らかになったと考える。また、同時に附属診療所での臨床研修、鍼灸学科の講義の聴講なども積極的に行った。研究成果として、千葉県に対し盲学校理療科を視点に置いた「附属臨床施設と臨床実習の在り方」に関する研究報告をし、また、第52回全日本鍼灸学会学術大会では、あはき実習と保険に関する発表を行った。その他、数篇の学術誌投稿を予定している。県立盲学校の一教諭が現場を離れて大学で研究活動を行うには様々な課題があったが、一年間の研究で得た成果はとても大きく、今後は鍼灸に関する一研究者として社会鍼灸学の分野を中心に寄与していきたい。
- 筑波技術短期大学学術国際交流委員会の論文
著者
関連論文
- あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師教育の附属臨床施設と臨床実習に関する実態調査 : 視覚障害者教育と晴眼者の専門学校教育の実情に着目して
- 急性背部痛に対し下肢への刺鍼と患部への実按灸療法を施術した一症例
- 整形外科治療と鍼治療を併用して改善が見られた外傷性頸部症候群の一症例
- 鍼灸研究に関する一考察
- 鍼灸学校教育の歴史に見る鍼灸の変遷と現況
- むち打ち損傷症例に対する鍼治療の効果について (特集 むち打ち損傷と鍼灸治療)
- 鍼灸専門学校における灸教育の現状と課題(下)
- 鍼灸専門学校における灸教育の現状と課題(上)
- 183 急性背部痛に下肢の鍼治療と患部への実按灸(押灸)が功を奏した一症例(鍼灸1, 第58回日本東洋医学会学術総会)
- 日本の灸教育の現状--専門学校を中心に
- 193 整形外科治療と鍼治療を併用して改善が見られた外傷性頚部症候群の一症例(鍼灸6,一般演題,第57回日本東洋医学会学術総会)
- あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゅう師学校養成施設の変遷と現状--特にその創立期に着目して
- わたしの活躍の場は? : 鍼灸師急増の時代を迎えて
- シンポジウム1 局所治療と遠隔部治療--運動器疾患を対象として(2) (第52回全日本鍼灸学会学術大会(香川))
- [社会鍼灸学研究会]討論の部
- K-033 無線ICタグを用いた視覚障害者のための鍼灸医用ツボ人体模型の開発(教育工学・福祉工学・マルチメディア応用,一般論文)
- シンポジウム 身体をみつめる伝統と科学 (第46回(社)全日本鍼灸学会学術大会東京大会特集)
- 筑波技術短期大学鍼灸学科における一年間の研究活動のまとめ
- 第5回現代鍼灸業態アンケート集計結果速報