日本人学生の異文化コミュニケーションスタイル : 中国人・アメリカ人との日本語会話における「情報要求」発話分析
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概要
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日本人大学生が日本語を使用し、日本人同士で会話する同文化内コミュニケーション場面と、アメリカ人・中国人と会話する異文化間コミュニケーション場面にそれぞれ出現する、日本人の「情報要求」発話頻度の差を分析することにより、各場面における日本人のコミュニケーションスタイルが異なるかどうかを検証した。その結果、異文化間コミュニケーション状況では日本人の「情報要求」発話頻度が増加する傾向にあることが明らかとなり、特に「会話展開」・「事実情報」・「意見・感想」機能の「情報要求」発話の増加が顕著であることがわかった。これらの結果から、日本人大学生の異文化間コミュニケーションスタイルの考察を試みた。
- お茶の水女子大学日本言語文化学研究会の論文
- 1996-06-29
お茶の水女子大学日本言語文化学研究会 | 論文
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