看護教員の職能成長におよぼす要因の認識 モデルとなった看護教員の特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は,看護師養成所の看護教員が新人看護教員の時に,自己の職能成長に影響を受けた看護教員の特性を明らかにすることである.研究参加の同意が得られ得た看護師養成所(3年課程)看護教員10名を対象に,半構成的面接調査を行い,新人看護教員の時期に自己の職能成長に影響を受けた看護教員の特性についてインタビューを行った.その結果,以下のことが明らかになった.①学生中心としたアプローチは,【指導方法の駆使】【動機づけの促進】【学生を尊重する関わり方】【個の学生を理解する関わり】【学生の反応を待つ】【学生集団を把握するための手段】の8つのカテゴリーが抽出された.②看護教員自身の特性として【人格の重視】【仕事に対する姿勢】【周囲への影響力】【論理的思考の基板】の4つのカテゴリーが抽出された.教育に対する知識や技術に限らず,看護教員の特性や自己イメージが職務に影響し,自己の職能成長に影響していると捉えていた.
- 2010-02-20
著者
関連論文
- 病院に働く看護師が受ける暴力の特徴と要因(第2報)
- 看護教員の職能成長におよぼす要因の認識 モデルとなった看護教員の特性
- キャリア中期看護師の職業キャリア成熟に関する実証的研究
- プリセプターシップにおける看護師長の役割行動評価とプリセプターシップ概念の解釈との関連
- 病院に働く看護師が受ける暴力の特徴と要因 (第 1 報)