日本ウズラの高・低温ストレス条件下での生存時間に対する選抜効果
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概要
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本研究は,温度適応の遺伝育種に関する基礎的研究として行われた. 高温(45℃)・低温(-5℃)ストレス条件下で日本ウズラの生存時間に対する2方向選抜が行われ,選抜5世代でその効果が検討された. 選抜基礎集団としては,当教室で無作為交配群として維持されている日本ウズラの雌雄38ペアの交配より得られたヒナ381羽である. 選抜方法は家系内個体選抜である. 得られた結果は以下に示す通りである. 1)高温ストレス下での選抜効果はHR群(抵抗性)で明らかであり,HS群(感受性)では明らかな効果はみられなかった. 両選抜群の偏差率でみると,HR群とHS群の差は5世代では40%になった. 2)低温ストレス下での選抜効果はLR群(抵抗性)で明らかでなく,LS群(感受桂)で明らかであった. 両群の偏差率でみると,LR群とLS群の差は5世代では35%になった. 3)低温選抜の場合,LR群の選抜差がLS群の選抜差に比べてかなり大きい値を示した. 4)生存時間に関する実現遺伝率はHR群で0.836,HS群で0.176,LR群で0.005,LS群で0.243であった。
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