「とまどい」の解消とクラスの成長 : ワークショップ型の授業に関する一考察 : 2008年度「芸術の現在」を事例に
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概要
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1. はじめに2. 「芸術の現在 感性と創造的グループプロセス考」3. 教室を「学び合い」の場にしていくために4. まとめ筆者が担当した2008年度文学部設置講座「芸術の現在―感性と創造的グループプロセス考」では,受講者自身の「感性」と「グループプロセス」を題材に,ワークショップ型の授業を通年で展開した。学問の前提となる自他とのコミュニケーション力の醸成,メディアアートやコラボレーション型アートといった「感覚」や「プロセス」を重視した現代芸術への視力を高めることを狙いとして,教室に現実に存在する現象(受講者自身の感覚とグループプロセス)そのものを題材にすることで,「いま・ここ」での「学び合い」の場の創出を企図した。本稿では,授業をどのように組み立て実践したか,テーマ設定やプログラムから概要を俯瞰するとともに,教室での「学び合い」の前提となる「グループとしてのクラスの成長」に注目し,それがどのような過程で生じたかを考察する。
著者
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