尿管ステントの上端に結び目の形成された1例
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概要
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37歳男性.患者は左要背部痛を主訴とした.KUB,DIPにて左腎盂と左腎杯に結石を認め,尿管ステント留置後に体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を計4回施行した.KUBにて十分な破砕効果と排石を認め,尿管ステントの抜去を試みたが,困難であった.KUBで尿管ステントの上端に結び目が形成されたために,ステントの抜去が困難になったことが判明し,全身麻酔下に尿管切開を行いステントを除去したA 37-year old man underwent extracorporeal shock wave lithotripsy for left renal stones after placing a ureteral stent (6 Fr multilength stent). Three months later the stent could not be extracted because of knot formation at the upper end. We performed ureterotomy and removed the stent.
- 泌尿器科紀要刊行会の論文
著者
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