重症児者を持つ母親の障害受容過程に関する一考察
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概要
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重症児者をもつ母親4人の聞き取り調査から、医師、看護職のかかわりが、母親の障害受容過程にどのような影響を及ぼすかを検討した。その結果、異常状態の発症や障害の告知後、4事例の母親はショックや否認の状態となった。しかし、その後の医師、看護婦の対応により、障害受容過程に変化がみられた。母親の障害受容の援助として、障害児者の親の心理過程を理解し、各段階に応じた説明や相談・指導が重要であることが解った。
- 大阪教育大学発達人間学講座の論文
- 2000-02-29
大阪教育大学発達人間学講座 | 論文
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