肩甲骨関節窩骨折を伴ったFloating shoulderの一例
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概要
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肩甲骨頚部骨折に,同側の鎖骨骨折または肩鎖関節脱臼を合併したものはfloating shoulderと呼ばれており,過去にも報告が散見される.体幹と上肢との連結部が損傷されsuperior suspensory shoulder complexが破綻するため,上肢は不安定な状態となる場合もあり,転位が5mm以上の場合手術療法も考慮される.今回我々は,floating shoulderに肩甲棘骨折ならびに関節窩骨折を合併した症例を経験したので報告する.
- 北海道整形外科外傷研究会の論文
- 2003-00-00
北海道整形外科外傷研究会 | 論文
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