〈国語科の解体/再構築〉から〈教科再編〉へ <日本教科教育学会第30回全国大会(山口大会)><II. 課題研究>
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国語科をつきつめると, 国語科をはみだしてしまう。にもかかわらず, 昨今の教育状況は, 評価基準・規準の名の下に, 国語科の学習を狭い領域に押し込めようとする動きが加速している。そのような状況を打破し, さらに, 他の教科領域もまきこんだ形での, 国語科の6つの領域への解体/再構築を提案する。6つの領域とは, 思考領域・思想領域・イメージ領域・コミュニケーション領域・メディア領域・表出領域である。そのうえで, 活動と学習の弁証法的統一, つまり, 計画や分析上での分離と実践上での一致を行いながら, 6つの領域からの学習目標の明確な設定を行って実践を行うことを提案する。
- 日本教科教育学会の論文
- 2004-12-30
日本教科教育学会 | 論文
- 〈国語科の解体/再構築〉から〈教科再編〉へ
- 経験的認識から理論的認識への変容過程に関する研究--図形の作図とその正当化の過程に焦点を当てて
- 保育者養成短期大学における学生の学びを促す教授要因--授業改善による変容および教授要因-学習要因間の関連
- マクロ・マイクロな観点からの総合的な授業分析の手法--理科授業における概念変化プロセスの把握
- 高等学校家庭科における生活時間設計の学習内容に関する研究 : 学習指導要領・教科書の分析と学習内容の構想