アルカリ金属をふくむ鉛軸受合金
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概要
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一般のホワイトメタル系軸受では錫は必要缺くことのできない合金成分であるが,資源的に非常に局限されているので大多數の國は輸入にまたねばならない.特に最近のわが國では錫の缺乏でこまつている.こゝに述べる軸受合金は鉛に少量のアルカリおよびアルカリ土類金屬を添加するだけで錫を特に必要としない.溶解の困難さという缺點はあるが硬度,耐摩耗性の點ではホワイトメタルに劣らず,特に高温硬度の高いことは燒付き防止上非常に有利であるからドイツではBahn Metallの名稱で,またアメリカにおいても車輛軸受等に實用化されている.わが國では未だこの方面の研究が極めて少いので著者はこの研究で合金の製造から使用に至る一貫的檢討を行つた.發表,未發表の研究結果を整理縮少して次に紹介する.なお文献としてはR.Kuhnel氏の著書を參考とされたい.
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