縫製工場における生産性と品質向上に関する研究

概要

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要旨 : 近年, 国内のアパレル縫製業では受注する際のロットサイズが大幅に小さくなり, 変種変量生産への対応が強く求められている. しかし, 分析対象とした縫製工場ではこの変化に適した生産方法, 生産管理方法が行われておらず, 生産性及び品質に大きな影響を及ぼしている. これらの問題解決のためには, 変種変量生産に適した生産方法とその管理方法, 及び新たな生産方法と管理方法に対応できる現場作業者と管理者の教育・訓練手法の導入が必要であると考えられる. 本報告では, 分析対象とした工場の生産性低下の原因とその対策の概略を述べる. また, 生産性向上の対策の一つとなる部門間情報共有の仕組みとその運用方法を提案する. キーワード : 変種変量生産, 生産性向上, 品質向上, 部門間情報共有, アパレル縫製業
山形県立産業技術短期大学校,ヤマガタケンリツサンギョウギジュツタンキダイガッコウ,Yamagata College of Industry & Technologyの論文
2008-09-01