習熟度別指導に役立つ複式授業指導法の研究
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概要
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複式授業では，1つの学年を直接指導している時,別学年は間接指導となる．複式授業の指導案を作成する時，授業の導入部などは，直接指導する必要があるので, 間接指導になる学年は，導入部の学習課題設定の部分をずらして前時の応用や発展を最初に行う「ずらし」の技法が採られる．複式授業では，間接指導の時，児童間で主体的な学習を進める．そのために教師は，児童一人ひとりが，主体的な学習の態度を身につけるように指導を徹底している．間接指導における学習の仕方をマスターできた時，直接指導と間接指導が機能した複式授業が成立する．本研究では複式授業について解説すると共に，その利点と留意点についてものべる．
- 鹿児島大学の論文
- 2007-03-29
著者
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