安房石堂寺の中世資料について (史料紹介) : 多宝塔銘文を中心として
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概要
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長安山東光院石堂寺(千葉県安房郡丸山町石堂)は、神亀三年(七二六)聖武天皇の勅願を奉じた行基によって開かれ、その後、慈覚大師円仁によって鎮護国家の道場として整備され、中世後期には、鎌倉府や関東足利氏、さらには在地勢力の丸氏や里見氏からも厚い崇敬と庇護を受けたと伝えられる房総屈指の古刹である。それゆえ、石堂寺の研究は、たんに石堂寺という一地方寺院のそれにとどまらず、房総・関東の寺院の歴史展開を理解するうえでも大きな意味を持つものと考える。
- 千葉大学文学部の論文
- 2005-03-31
千葉大学文学部 | 論文
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