背反--谷崎文学の表彰におけるジェンダーの諸問題
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概要
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性について語るとき、人は必ず抑圧から説き起こす。抑圧から解放、解放から自由へというように、自由へと導くためには抑圧という事実がまず確認されなければならなかった。抑圧がなければ、解放というプロセスは消え失せ、辛く長い道程において獲得してきた自己決定という自由は、自由として映し出されることはない。ジェンダーに関する問題は、こうした自由が日常に溶けこみ、気づかないほどあたりまえのものになるまで追究されるべきことであり、またそうなるまでは抑圧も語りつづけられることになるだろう。
- 千葉大学文学部の論文
- 2005-00-00
千葉大学文学部 | 論文
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