杏雨書屋資料「舎密書」と『舎密開宗』
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
わが国における西洋科学の導入を考える上で、『舎密開宗』は重要な位置を占める。この『舎密開宗』を執筆するための宇田川榕菴のノートとも呼べる資料が、杏雨書屋において所蔵されている。このなかの一つである「舎密書」と名づけられた資料について、その原典と推定されるカステレインの化学書との比較対照を行って両者の関係を明らかにし、この翻訳作業が宇田川榕菴の化学受容や『舎密開宗』そのものに与えた影響について考察した。
- 弘前大学教育学部の論文
弘前大学教育学部 | 論文
- バスケットボールの実践報告にみる「教科内容」の検討--「技能学習」から「戦術学習」へ
- 『正法眼蔵』における時間
- アピオスの調理に関する研究
- 青年期と成人期における自伝的記憶の方向づけ機能に関する予備的研究
- 子どもの食生活実態把握のための判定項目の作成