<資料>脳性運動障害児の家庭における姿勢と身体活動について
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概要
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脳性運動障害児の家庭における活動および姿勢の質と量について脳性運動障害男児19名を対象に3次元加速度計であるアクチグラフを用いて調査し、その実態を明らかにした。運動機能レベルに拘わらず、家庭において脳性運動障害児は臥位または座位でほとんどの時間を過ごしていた。身体活動量は粗大運動の機能障害の程度が強いほど低下する傾向が見られた。しかし、個人差も大きく、運動機能レベルによって一概に身体活動量が規定されるとは言い難かった。脳性運動障害児の運動指導のために、目標やねらいに応じて運動の種類や方法を考え、運動の質や量、強度などを検討しながら進めていくことが重要であると示唆された。
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