イデオロギーとしての「他界」--雲南省紅河のハニ族の葬歌を通じて
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概要
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儀礼においてそのテキストを翻訳し、それに内在化された意味を考えることは、儀礼におけるイデオロギーとプラクティスという問題形式[田部1989]からすると、そのイデオロギー側の一端を明らかにするに過ぎない。他界観という言葉で括られるものはある民族的論理形式をとった一連の観念的構築物であって、モビ(司祭)の持っているイデオロギーである。・・・
- 筑波大学比較民俗研究会の論文
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