<資料>酵素免疫法を用いて測定された血液中プロジェステロン濃度による乳牛の早期妊娠診断成績
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概要
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血液中プロジェステロンの測定キット(酵素免疫法)を用いた場合における、乳牛の早期妊娠診断の精度並びにその実用性を検討した。その結果、人工授精後19、21および23日目において本キットを用いて「陽性」と判定された場合における妊娠牛の的中率(妊娠牛/AI数)は25~36%であったのに対し、「陰性」と判定された場合における非妊娠牛の的中率(非妊娠牛/AI数)は100%であった。早期妊娠診断を行う最大の目的は非妊娠牛の早期発見であることから、本キットは、精度が高く、十分に実用的な非妊娠牛の早期発見方法であると考えられる。
- 筑波大学農林技術センターの論文
- 2002-03-29
著者
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