肝多包虫症の1例
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概要
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原著論文/症例報告71歳男,胃潰瘍を契機に発見された.腹部超音波検査では周囲低エコーを伴う高エコー腫瘤として描出.腹部CTでは不均一な低吸収域で,造影による変化は認められず,MRIの所見より,低エコー帯は正常肝組織の浮腫性変化と考えられた.本症は原発性肝癌と鑑別が困難な場合があり,確定診断は生検によってなされるが,播種を起こすので通常は行うべきではない.また胆管への浸潤が起こり易く,手術前後の評価に肝胆道シンチが有用である
著者
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