タイ北部の山岳民族における薬用植物の利用について
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概要
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記事区分:調査近畿大学とタイ国チェンマイ大学との共同研究、”タイ国における有用植物の栽培とその薬理効果に関する研究”の一環として、タイに自生する有用植物を探索する目的からタイ北部の山岳地域に在住する4部族の計8集落を訪れた。そこで各集落の民間薬利用の専門家と対面して、病気の症状、使用植物、使用方法、効果などについて聞き取り調査をした。特に植物については、現地で現物を確認した後、標本を作り同定し、これらの結果を一覧表にまとめた。その結果、これらの山岳民族は、現在でも総計182種の植物を241ケースの民間薬として、利用していることが示された。
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