1503 BCPクラウド化に対する費用対効果に関する研究(一般セッション)
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概要
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近年,企業等において,人災や天災に対するシステム的な備えとしてBCP/DR (Business Continuity Plan/Disaster Recovery)が注目されている.一般に,BCP/DRは,データセンターなどによるバックアップ体制が必要なことから,高コスト構造となるため,大企業を中心に進んでおり,中小企業における普及は十分ではない.一方,インターネット環境は急激に進展しており,特に,企業のデータやソフトのバックアップ等にも利用可能となるクラウドコンピューティングが進展してきている.しかし,クラウドは,インターネットを利用することからリスクも顕在化しており,その対策は重要な課題である.本研究では,中小企業に対するBCP/DR普及促進の観点から,BCP/DRとクラウドを組み合わせたBCPクラウド形態を提案する.即ち,BCP/DRにクラウドを適用するために,費用対効果の観点から,そのセキュリティ面,コスト面に関する検討を行う.この結果,BCPクラウド形態として,クラウドとデータセンターのハイブリッド形態が適していることを明らかにした.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2013-03-13
著者
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