特許の評価値付与および評価値を使用した戦略的な特許マップ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特許の価値を数値に表すことは金銭的な価値評価として発展してきた。その過程で手法論が編み出されてきている。特に,数値化に対して有力な情報は特許の経過情報である。この数値は,人的判断に近い計算式としてチューニングして組み立てたることより,自動的に特許1件毎に数値(重み)を与えることができるようになる。このようにして得られた数値情報を利用し,実例としての「クロスカップリング反応を伴う技術」を収集して適用した。この反応を伴う応用技術の中で,評価値を使った特許マップを作成することを試みた。その結果,評価値の効果は特許の棚卸だけでなく,アライアンスなどに係わる情報をもたらしてくれる。この解析結果は従来の特許マップでは難しい技術の中身に踏み込んだ解析結果と共に,特許戦略的な面を持つ特許情報となる。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2014-07-01
著者
関連論文
- A11 技術開発者のためのパテントマップ解析 : 特許調査・解析,そして群管理の段階へ(セッションA1(特許情報1),一般発表概要,第5回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- A21 技術文献情報と特許情報の間にある情報的な意義に関する研究 : 「植物プラスチック」を例に技術動向分析を行い,その比較検討から情報に潜む性質を探る(セッションA2特許情報2(解析・評価機能),一般発表概要,第7回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- 特許マップによる研究・開発を成功させるための知的財産活動
- USクラス705に関するパテントマップ解析
- A22 中国語キーワードを用いた特許情報解析 : 調査精度向上への応用(セッションA2特許2,一般発表概要,第9回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- 特許の評価値付与および評価値を使用した戦略的な特許マップ