飛び越し経路によるダイバーシチを考慮したマルチホップ伝送における干渉キャンセラに関する検討(一般,無線通信方式,無線通信システム,標準化及び一般)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
周波数繰り返しおよび飛び越し経路による時間ダイバーシチを用いたマルチホップ再生中継(DF)伝送では,同一周波数を利用するリンク間距離を離すことで同一周波数による干渉を低減しEnd-to-Endスループット特性を改善できる.しかし,同一周波数を利用するリンク間距離を離し過ぎると,より多くのチャネルを必要とするため周波数利用効率が低下するという問題があった.そこで本稿では,チャネル数を増やさずに同一周波干渉を低減するために,干渉キャンセラを導入する.各受信局では、過去の復号結果を用いて干渉レプリカを生成して受信信号から減算することで,最近接の同一周波数を利用するリンクからの干渉を抑圧する.計算機シミュレーションにより干渉キャンセラを用いた場合の周波数利用効率が大幅に向上できることを明らかにした後,周波数利用効率を最大にする最適ホップ数について明らかにしている.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-10-10

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク