電気系電気機器科目へのe-Learning導入効果と実施上の課題
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概要
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Blackboard Learnシステム(製品名,以下Bb)を用いた自習用e-ラーニングをH24年度後学期電気機器科目へ導入した。従来は印刷物として配布の演習問題を,履修生がパソコンから学内LAN経由でBbシステムへアクセスして解答し,即,その場で模範解答と解説を閲覧できる学習環境の構築である。この結果,導入前の3学期分の成績と比べると,D評価とF評価が減りA評価が大幅に増加したため,導入効果はあったように思われる。さらに学期終了後,情報処理サービスセンターのサーバ内に残った履修生のアクセス状況を分析して以下のことが判明した:(1)履修生63名のうち34名の54%しか利用しなかった。しかも,(2)利用者の一問題セットあたりの平均アクセス回数は0.99回/人という少なさであった。このことは,間違えた問題に再チャレンジしようとしない学生の性向を示している。したがって,今後,粘り強く反復する学習習慣を身に付けさせるように指導し,かつ解答率(利用率)を向上させることができれば,成績向上,すなわち講義内容の理解度が更に高まると期待される。
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