大規模ステンシル計算のためのFlash SSD向けテンポラルブロキングの性能評価
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概要
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計算サーバの主メモリ (DRAM) サイズを超える規模のステンシル計算を処理する場合に,Flash SSD を DRAM メモリの下位にある大容量の遅いメモリとして用いるための手法を検討,評価した.DRAM と Flash SSD のアクセス性能ギャップを埋めるために,新たに Flash 向けのテンポラルブロッキングアルゴリズムを導入し,fastswap を実装したカーネル 3.13.0 において swap,mmap,aio の 3 種の手法による性能を調査した.その結果,3 次元格子データの近傍 7 点ステンシル計算において,主メモリ (32GiB) サイズの 16 倍程度 (512GiB 超) の問題を,DRAM のみを用いて処理した場合の 40%から 70%程度の性能で処理できることがわかった.
- 2014-07-21
著者
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