半正定値計画問題に対する行列補完理論の高速実装(<特集>新世代が切り拓く連続最適化)
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概要
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半正定値計画問題は基礎的な数理最適化問題の一つであり,幅広い応用問題に用いられる.これらの応用問題を実用的な時間で扱うには,半正定値計画問題をいかに短時間で求解するかが重要である.応用問題から生じる半正定値計画問題では,入力行列が疎行列であることが多く,その構造的な疎性を活用して計算時間短縮を目指すのが行列補完型内点法である.本稿では,行列補完型内点法の計算手法を改良することで,さらなる高速化が得られることを報告する.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2014-03-01
著者
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