衛星ネットワークシステムとコグニティブ無線を用いたNever Die Networkの構築と再構成手法
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概要
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東日本大震災では電気・水道などのライフラインの他に、携帯電話基地局や固定インターネット回線も大きな被害を受け、通信に大きな障害が生じた。災害直後の通信インフラは、救助活動や安否確認に使われるなど重要であり、低品質ながらも最低限の通信が可能なネットワークシステムが必要である。本研究では衛星ネットワークシステムの接続性が高いことに着目し、衛星ネットワークシステム及びコグニティブ無線LANを組み合わせることにより、災害発生によってネットワーク構成ノードが被害を受けても、完全なダウン状態にならずに最低限の通信を提供するネットワーク「Never Die Network(NDN)」を提案し、災害後のネットワーク再構成手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06
著者
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