MapReduceによる大規模分散システムのシミュレーション(ネットワークアーキテクチャ(オーバーレイ,P2P,ユビキタスNW,スケールフリーNW,アクティブNW,NGN・新時代NW),次世代パケットトランスポート(高速Ethernet,IP over WDM,マルチサービスパケット技術,MPLS),グリッド,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今日,インターネット上では様々な分散システムが運用されている.その挙動を予測および把握するために,しばしばシミュレーションが行われる.既存のシミュレータでは最大100万ノード程度までの分散システムを扱うことができる.しかし現在,1,000万ノード規模の分散システムがインターネット上で動作している.また,今後,より大きな分散システムの出現が予想され,シミュレータで実験可能なノード数の増大が急がれる.この問題の解決をするために,本研究ではMapReduceを用いることを提案する. MapReduceは分散データ処理システムであり,これを用いることでシミュレータ自体が高いスケーラビリティを享受することを狙う.今回,MapReduceによるシミュレーションにおける時刻管理アルゴリズムの評価を行った.本提案手法の妥当性と今度の課題を議論する.
- 2013-10-10
著者
関連論文
- 特集「プログラミングおよびプログラミング言語」の編集にあたって
- 読み出し性能と書き込み性能を選択可能なクラウドストレージ
- 5.スケールアウトの技術(クラウドの技術課題,将来展望,クラウドコンピューティング)
- オーバレイネットワークにおけるグループ間通信抑制手法
- BT-2-1 オーバレイネットワークの展開(BT-2.進化を続けるP2Pネットワーク構成・運用技術,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)
- 柔軟な経路表によるオーバレイネットワークの設計
- 柔軟な経路表によるオーバレイネットワークの設計
- 構造化オーバレイでの一括フォワーディング
- 構造化オーバレイにおけるバーチャルノード融合
- 構造化オーバレイにおけるバーチャルノード融合