細谷学説と高校職業教育
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概要
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昭和期の末期に、わが国の高校産業教育が終焉を迎えたことは、多くの人は、経験的に知っているが、この問題を扱った論文は少ない。この問題を注視しておられたのが、細谷俊夫先生であった。日本の職業教育は、法律や行政によって支えられていて、社会によって支えられていないので、社会の変化によって職業活動が変化すると、それに柔軟に対応できない弱点を持っている。この問題に対する細谷先生の考え方と、教育行政的な処置の関係を取り上げて見た論文である。この大きな変革を細谷先生は、どのように見ておられたのかを探ってみることは有意義ではないか。この問題は、従来「技術教育」という捉え方と、「職業教育」という捉え方があったが、私は、職業教育の高等教育化の流れの中で、後者の捉え方が新しい視点を提供してくれるのではないかと思っている。
- 日本産業教育学会の論文
- 2007-07-31